■02エアガンの背景

M16A1べトナムバージョン

P90TR「M16」は、M14が米陸軍の制式小銃となった直後に発足したSALVO計画に墓づいて開発された小銃で、本体の小型軽量化および弾薬の小型化と、それにあわせて得られる携行弾数の増加、それにメンテナンスの簡路化などが主な目的であった。このスペックを満たした銃はストーナー・カービンの設計で知られる、アーマライト社のユージン・ストーナーが手掛けたAR1Oで1955年のアメリカ軍次期制式アサルトライフルのトライアルに提出された。その2年後、軍の希望により小口径化(5.56mm)されたAR15が開発されるが、アーマライト社はその製造権をコルト社に譲り、AR15は1960年6月、アメリカ空軍に制式採用されることとなった。その後1962年8月、ベトナムに軍事顧問団を派遣していたアメリカ政府は、同年中に約1'OOO丁のAR15を送り込む。やがてベトナム情勢が緊張を高めていくなかで、ついに1964年、北ベトナムに米駆逐艦が攻撃されるという「トンキン湾事件」が勃発。これをきっかけとして翌年には北爆開始、ベトナム戦争は泥沼の様相を呈してゆく。こうした背景の中でAR15は、1967年に本士のアメリカ陸軍に制式採用され「M16」となるのである。

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