PSG-1
PSG-1実銃プ□フィール
ドイツの対テロ部隊として有名なGSG9(国境警備隊第9グループ)や、各州警察の対テロ部隊―SEK(特別作戦コマンド)などで採用されているスナイパーライフルが、この『H&KPSG-1』だ。その性能は、現在入手できるセミオートマチック・スナイパーフイフルの中で、最も優れたスペックを誇る。対テロ部隊のスナイパー(狙撃手)は・例えば武装した犯人が人質を取っている場合、命中ミスによる最悪の事態を回避する為、1発必中は言うまでもなく、仮に初弾を外しても、次の瞬間には間違いなく犯人にセカンドショット(2発目)を叩き込み、無力化せねばならない。ここではスナイパーの卓越した狙撃能力はもちろん、使用する狙撃銃の性能も、その任務を遂行する為の極めて重大な要素となる。しかし肉眼では視認不可能な離れた遠射程の敵を確実に1発で仕留めることを至上命題とする高精度の狙撃銃を開発するためには多大なる研究費と熟練した製作技術が必要となる。そこで、世界に名を馳せるドイツのH&K(ヘッケラー&コック)社はG3シリーズをベースにそのフレーム以外を全て新設計し、短期間で操作やメンテナンスもマスター出来る様、基本構造をG3・MP5シリーズと共通化した、セミオートマチック・スナイパーライフルの最高峰『PSG-1』の開発に着手、そしてGSG9は次期制式スナイパーライフルに、迷うことなくこのPSG-1を採用した。開発時の最重要課題とされた命中精度は遠射程のコインでさえ確実にヒットするという驚異的なグルーピングを実現。また、実銃1丁の価格が乗用車1台分に相当するという驚くべき事実はこの『PSG-1』が、その性能においてスナイパーライフルの頂点に立つモデルであることを如実に物語る。
電動ガンPSG-1
東京マルイが開発した、電動セミオートスナイパーライフル『H&KPSG-1』も、その性能からフォルムのディテールに至るまで、徹底した設計がなされている。新開発の〈セミオートタイプ・NEWメカボックス"バージョン4"〉では、トリガープルの反応を素早く伝達するため、ピストンをあらかじめ後退した状態にしておき、トリガーを引くとほぼ同時にBB弾を発射できるという、タイムラグのないスナイピングに最も適した新機構となっている。また1発1発の発射を確実に作動させるため、モーターの余剰回転を抑制する電気的ブレーキシステムも採用。さらに、遠距離から狙った標的を確実にゲットできるよう・完全防水・曇り止めガス封入・さらにはゲームにおいて前方からの弾丸(BB弾)ヒットに対応したハードコーティング・ボリカーボネイト・フィルター採用といった高いスペックを誇る・新開発の〈PSG-1専用/4×40/ラバー・アイピース付きスコープ〉を標準装備。もちろん、飛距離・命申精度とも抜群の高性能可変ホップアップシステム〉も搭載している。加えて、射手の腕の長さ、手の大きさ、指の長さにジャストフィットする様、バットプレート・チークピース・ハンドレスト、トリガーシューに至るまで、実銃通りのアジャストメント機能を採用し、各人の体格に合わせたPSG-1に調整する事が可能となっている。また、実銃と同様、発射と同時にボルトがスライドするという新ギミックも搭載した。このように心の奥底からスナイパー気分を満喫できる東京マルイ・電動セミオートスナイパーフイフル『H&KPSG-1』は、進化し続ける電動ガンの新たなる領域へと踏み出す革新的モデルとして位置付けられるだろう。
PSG-1スナイパーのススメ
実銃の世界、つまり日本以外の軍隊・警察・対テロ部隊において、必ず存在すると言っても過言ではないのが、スナイパー(狙撃手)である。スナイパーは、高精度な第一級の狙撃銃で、オプティカル・サイト(スコープ)を使用して遥か300~600m離れた遠射程の人物を標的にする。戦場でのスナイパーは、敵将校、通信士、対戦車砲手などを狙撃し、その部隊の統制を崩して無力化させることを任務としており、そのために、常時敵の不意を衝くよう特殊な訓練を受けている。神技ともいえる射撃能力、神出鬼没の行動力とカモフラージュ戦術、標的が現れるまで何日でも動かずにいられる強靭な精神力と忍耐力、慎重かつ迅速な判断力といった驚異的な能カを有する彼等は、ひとりで数十人分の兵士に相当する戦力として認識されている。また、警察及び対テロ部隊のスナイパーも、犯罪者(テロリスト)を無力化することにおいて同等レベルの能力を有することは言うまでもない。しかし、軍隊のスナイパーとの決定的な相違点として、"法の執行"という意味での"犯罪者の人権"問題がある。軍隊のスナイパーの場合、個々のスナイパーの判断で狙撃できるが、警察機構の場合は、上層部の「ゴーサイン」が出なければトリガーを引くことが許されない。このため軍隊のスナイパーと違い、命令が下れば即座にスナイピングできるよう、スコープに標的を入れながらも、コンセントレーション(集中力)を維持し続けなければならない。
軍隊のスナイパーが使用する機種は、オプティカル・サイト装着のボルトアクションまたはセミオートマチックライフルで、そのほとんどが7.62mm×51NATO弾を採用している。その弾丸も競技などで使用される高精度の「マッチアモ」で、最大射程は800m、有効射程は300~600mとなっている。一方、警察・対テロ部隊のスナイパーは、戦闘が近距離で行われることを想定し、主に射程の短いアサルトライフル(5.56.mm×45弾)を使用する。これは、対テロ作戦において破壌力のある弾丸を使用した場合、貫通もしくは兆弾などで人質に被害の及ぷ危慎が生じるためである。また遠射程の場合は、状況に応じて7.62mm×51NATO弾のボルトアクション及びセミオートマチックライフルなどの機種を選択し、オプティカル・サイトや、市街地などの状況も考慮してバイポッド(2脚)を装着する。ところで、日本では、さすがに実銃という訳にはいかないが、エアーガンを使用したサバイバルゲームまたはシューティングゲームなどで、スナイパーを疑似体験することは可能である。サバイバルグームにおける銃の性能・弾丸(BB弾)はレギュレーションで統一されているが、スナイパーとしての行動・射撃技術・戦術は実銃の世界と大きく変わらない。フルオートで連射しながら進行してくる敵チームのアタッカーに対して、静かなスナイパーライフルで、その一人一人を確実にゲットしてゆけば、戦況も変化することだろう。チームとして戦う以上、役割分担も戦術のひとつ。そこに自分の任務を冷静に遂行するスナイパーがいれば、何とも心強いものだ。腕の立つ"スナイパー"の存在が、敵チームにどれ程の脅威を与えるか考えてみるといい。また"スナイパー"というよりもシューターと呼ぶ方が相応しいシューティングゲームは、大きく分けて、コンバットシューティング(実戦的競技)とブルズアイ・シューティング(オリンピック射撃などの静止射撃競技)の二通りある。ある程度重量のあるスナイパーライフルを構え、スコ一プに映る夕一グットを制限時間内に次々とヒットしていくという、かなりメンタルな競技ではあるが、サバイバルグームと同様、一度体感すれば病みつきになること必至である。さて、スナイパーライフルを手に入れたアナタが、サバイバルゲームもしくはシューティングゲームのどちらかに興じるかは自由である。どちらにせよ、手に入れたその日から、今までの自分を捨て、泣く子も黙る"スナイパー宣言"をしてみるのも面白いではないか・・・。
